教師辞めたブログ

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教育、漫画、ネタを勢いで書く雑記

中学生からの夢だった教師を辞めたきっかけと理由を聞いてくれ

「黒板の前で自己紹介をする新任教師黒板の前で自己紹介をする新任教師」[モデル:大川竜弥]のフリー写真素材を拡大

 

僕は中学1年生のときからの夢だった教師を一年間で退職しました

 

それはほんの些細なきっかけから決意されたもので、僕に夢を諦めさせました

 

今から書く記事は

  • 教師になりたい 
  • 今現在教師だけど辛い

 

そんな人の参考になると嬉しいです

 

校長・教頭になりたかった

 

やっぱ仕事をやるんだったら、どうせなら上を目指して目標をもってやりたいですよね。僕も多分に漏れず、一生担任で終わるんじゃなくて校長・教頭になって自分色の学校を作りたかったんです。

 

いじめがなくて子供が元気で、誰しもが学校を楽しみにするような環境を学校全体に作れたらなあ、なんて20年後・30年後のことを漠然と考えていました

 

一年目で仕事も学校のことも全然分かっていなかったけど、その思いだけは常に持っていました

 

主幹教諭の仕事を目撃

 

校長・教頭になるには、一般的に主幹教諭(以下:主幹)として経験を積まなければいけないんですね。主幹ってのは、校長・教頭の命令で授業だとか時間割だとか学校経営のことを考える役割。要するに中間管理職かな

 

で、その主幹の多忙ぶりをみて(あぁ、僕は主幹にはなれない。いや、なりたくない)と思ったんです

 

あれは9月のこと。どこの学校もそうですが、教育委員会が学校に来て授業を観察する日があるんですよね。

それに備えて、こんな授業をやりますよ~っていう指導案を作るんですけど、これが結構面倒くさい。目標やらクラスの子供はどんな子なのかやら、授業全体の流れを子供の発言を予想して書いていきます

 

それができたら主幹に見せて、直しがなくなったら提出完了。主幹は学校の教師全員分の指導案をチェックしなければなりません。

 

先に言うと、これが僕の教師を辞めるきっかけになりました

 

非効率すぎる

 

主幹は学校に在籍する教師全員分の指導案をチェックして直しをいれなければなりません。その数なんと50人以上。

 

それが普段の仕事に加えてのしかかるのだから笑えません。主幹は毎朝5時に学校に来て22時半に帰る生活を繰り返していました。労働基準本を完全に無視! 恐ろしい……。

 

でもどうして時間がかかって拘束時間が長くなるのかと言うと、あまりに非効率なんですよね。もともと学校ってのは、効率的とは無縁の職業ですが本当にひどかった

 

指導案をチェックする⇒直しを入れて返す⇒直した指導案を提出⇒直しを確認。新たな直しを入れて返す⇒直した指導案を提出……と、これが繰り返されます。一人3回直すのは当たり前でしたね

 

なにこれ頭悪くない?? みんな一応まあまあな大学出てるよね?

 

たとえば指導案を提出して直しが入ったあとに、授業の方向転換をしたり、変更をしたりするとまた最初から主幹はチェックをしなければなりません

 

主幹以外にも学年主任からああしろこうしろと言われると、それもまた直して主幹に提出。非常に細かくチェックをしなければならないので、そりゃ拘束時間も長くなります

 

重要度が低い

 

指導案の重要度ってそんなに高くないんですよ。あくまで「案」ですから。いくら指導案が完璧だろうが、本番の授業がうまくいかないと意味がありません。しかも子供の発言は予想できないので、指導案通りにいかないことだって少なくないです

 

だから教育委員会も指導案をこと細かくみて、「ここがダメだ―! 」なんて指摘することはありません。むしろほとんど目を通していないんじゃないかな。時間もありませんし、授業の完成度が第一ですからね

 

教育委員会が授業を見る時間は1教室につき長くて5分。当日は50人分を3時間で回るので、移動時間も含めるとそれが限界です。はっきり言って何の意味もない確認作業ですね。5分なんかじゃ何も分かりっこない。その分、1時間まるまる教育委員会が見る授業が決まっていて、そっちに注目している感じかな

 

だから1時間見られる係になっている教師以外はほとんど関係ないんですよ。それなのに、読まれもしない・授業も全然見られない指導案を細かくチェックする必要がありますか?

 

大事なのは指導案? 子供?

 

外部に出して残るものだから、見せて恥ずかしくないものを出す必要があるのは分かりますよ。あとから見られたときに不備があったら恥ずかしいですし、「あの学校は教師の指導案をしっかりチェックしてないのか! 」 と学校の信用にも関わりますよね

 

でもさー。それって本当に大事なことかなぁ。

 

教師みんなが時間をかけて作って、主幹は5時から22時半まで働いてまですること?

 

子供のことだけが学校の仕事ではありません。事務仕事だってたくさんあります。むしろ事務仕事だらけです。子供と向き合うだけが教師の仕事ではないのは分かるんです。でも分かっていても、(こんなことをやるなら子供のために時間を割きたい)と思った僕は若くて青いガキですか?

 

大人だったら我慢できたのかなあ。

辞める決意をする

 

自分から見ると重要度の低い仕事に、効率の悪いやり方で何時間も主幹が取り組んでいるのをみて、はっきりと(こんな仕事はやりたくない)と思いました。

 

あんな仕事はたとえ重要度が高かったとしても、一切の魅力を感じません。

 

そして主幹にならないのなら、必然的に校長・教頭になるのも難しくなります。

 

どうする……もう校長にはなれないのに続けるのか……

 

すぐに答えは出ました。上に立てないのなら教師を辞めようと。

 

まとめ

 

教師を辞めたことは後悔していませんし正解だったと思います。嫌々続けていてもいつかは辞めていたでしょうから。

それが早くて、別の選択肢を選べて良かった!

 

一度辞めようと決めると、何もかもが嫌になったのでそれについてもまた書きます。

 

鬱病率1位の仕事は伊達じゃあありませんよ

 

おわり