教師辞めたブログ

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教育、漫画、ネタを勢いで書く雑記

離婚は子供を傷つけて心をぶっ壊すよ

 

こんばんは、無職のづかおにです

 

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日本の離婚率って3割を超えるそうですね。結婚式で永遠の愛を誓っておいて離婚するのはとんだ口だけだなと思いますが、結婚は一つの制度なので離婚があるのも仕方がないなとも思います

 

結婚経験はなくても、赤の他人が夫婦になる苦労はなんとなく想像がつきますよね

 

さて、もし離婚が決まったときに子供がいたらどうでしょう。

 

子供は夫婦の苦労なんて何にも想像がつきません。でも親が離婚したら、子供は無関係ではいられませんよね。必然的に大人のいざこざに巻き込まれます。訳もわからず明日から突然、ママかパパのどちらか1人との生活を突き付けられるわけです

 

結論から言ってしまえば、離婚は子供の心を深く傷つけて、行動までも変えてしまいます。離婚が悪いと言う気はサラサラありません。

 

ただ、離婚で子供がどれだけ傷つくのかを知ってほしいのです

 

今回は1人の少年の話です

 

 

突然の両親の離婚

 

少年の名前は仮にAとします。Aは北海道に住んでいる小学3年生。運動が大好きで、家の近くの友達と毎日遊んでいます

 

夏休みのある日。お母さんが突然「おばあちゃんが倒れた」と言いました。おばあちゃんは千葉に1人で住んでいます。どうやらお母さんが見舞いに行かなければならないようで、Aにも着いてくるように言いました

 

Aは千葉に行ったことはありますが、飛行機に乗らなければならないし時間もかかるので嫌でした。せっかくの夏休みなのだから、北海道で友達と遊んでいたかったのです

 

それでもお母さんは千葉へ行くのを譲りません。Aが行くのを渋っていると

 

ベイブレードを買ってあげるから

 

と言うので、Aは千葉に行くことに決めました。子供は単純ですね。デパートでベイブレードを買って貰ってから、お母さんと2人で千葉へ向かいます

 

千葉についておばあちゃんの家のピンポンを押すと、元気なおばあちゃんが出てきました

 

お母さん!おばあちゃん元気だよ!!

 

……

 

お母さんは複雑そうな表情をして黙っています。Aの頭の中は(おばあちゃんは倒れたはずなのにおかしいなぁ)と不思議な気持ちでいっぱい。

 

リビングに着くとお母さんが固い表情のまま言いました

 

A、話があるの

 

なに?

 

もう北海道には戻らないよ

 

えっ???

 

お父さんにも会えないし、夏休みが終わったら学校も千葉の学校に転校するの

 

なんでお父さんに会えないの!?

 

お母さんとお父さんは離婚したの

 

Aは離婚の意味はよく分かりませんでしたが、その後の説明で、もうお父さんに会えないこと。北海道に戻らないこと。北海道の友達には会えないことはなんとなく理解できました

 

本当に突然のことだったのでAは心の整理ができず、「なんでだよ!!!うっ……うぅ……お父さんに会いたい!!!」と泣きわめきました。

 

誰にもお別れを言っていませんし、服もランドセルも何も持ってきていません。お母さんもそれだけ急がなければならない理由があったのだと思います

 

離婚で傷ついた子供の行動

 

両親が離婚したあと、Aには新しい行動が見られるようになりました

 

クセができた

むしゃくしゃすると頭をかきむしるクセができました。無意識のうちにやっているときもあり、自分でもどうして頭をかきむしるのかが分からないのです

 

シャンプーをしているように、ぐしゃぐしゃと髪をかきむしる姿は同級生からすれば笑いもの。笑われて「やめなよ」と人に言われてもAはそれを治すことができませんでした

 

留守番ができなくなる

 

お母さんが仕事を終えて家に帰ってくるまで、1人で留守番をすることがあります。北海道でもありましたが、離婚後にそれができなくなりました

 

1人で家にいるのがたまらなく不安で、体育座りをして膝を抱えてガタガタ震えています。電気はつけていますが、息を殺してテレビも付けずにただただ震えていました。

 

鍵がかかっていても誰かきたらどうしよう…お母さんが帰ってこなかったらどうしよう…と不安で不安でたまらないのです

 

学校で毎日問題を起こす

 

かまってもらいたくて毎日問題を起こすようになりました。先生の気を引くことを言って、わざと怒られます。転校してきたばかりなのにすぐに問題児の烙印を押されて、先生が家へ何度も電話をかけてきました

 

それでも一切懲りずに、毎日問題を起こしていました。比喩ではなく、文字通り毎日です。先生に怒られるまでやるので、学校がある日は必ず怒られていました

 

離婚と子供について思うこと

 

話に出てきたAとはわたしのことです。黙っていてごめんなさい。実体験を書きました!留守番は小4の終わりくらいからできるようになったかな。クセは気をぬくと未だに出ます。恥ずかしいから治したいけど、イライラしていると出てしまいます

 

離婚した直後はとにかく、寂しくて寂しくてたまりませんでした。お父さんと友達にもう会えないのが辛かったなぁ

 

みんなの家はお父さんもお母さんもいるのに、自分の家はお母さんだけ ってのは子供ながらに気になりましたね。言いにくいというかなんというか。恥ずかしいに近いのかな

 

あの時は離婚の意味も、千葉に来た訳もわからなくて自分のことしか考えられなかったけど、今ならなんとなく色んなことが想像つきます。お母さんもあの頃は必死で、辛いのは同じだったと思います。自分のことで精一杯でお母さんを思いやる気持ちはありませんでしたが……

 

離婚で本当に傷つきましたね、わたしは。親が離婚してもへっちゃらなんて子供はいないと思います。みーんな傷つきます。それが浅いか深いかの違いです。親が離婚してから塞ぎ込むようになって、中学生のときに不登校になった後輩も知っています。それと比べるとわたしはまだ浅いのかな

 

教師時代に、この子は離婚で傷ついていると気付いたときがありました。子供たちに向かってわたしが「結婚したいなぁ」と言うと、「できないよ!」とか「〇〇先生と結婚すれば?」と子供らしいことをみんな言うのですが、

 

両親が離婚した家の子供が

 

でもさぁ、先生。結婚しても離婚するかもよ?

 

と言ってきました。両親の離婚が何かしらその子に影響を与えたのでしょうね。離婚を気にしていなければそんな言葉は出てきませんから

 

こんな記事を書いておいてなんですが、離婚は制度として認められている権利だし、離婚することに負い目を感じる必要も全くないと思います。これから離婚率もますます高くなっていくでしょうし。夫婦関係が破綻しているのに続けていく方が、親も子供も苦しいと思います

 

ただ子供のことを今まで以上に考えてあげてほしいです。子供が傷つくから離婚するな って意味ではありません。今まで両親から愛情を注いでもらっていたのが1人になる分、子供は不安でたまらないのです。わたしがそうだったように、見捨てられるかもと思ってしまいます

 

だからこそたっぷりと愛情を注いで、子供の気持ちに耳を傾けてあげてほしいです

 

今わたしが元気なのは、お母さんが変わらずに愛情を注いでくれたからです。お母さん、ありがとう!!あのときは泣きわめいてごめん!!

 

ここまで読んでくれてありがとうございました

 

おわり